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われはロボット

  • 2011/05/04(水) 12:24:53

70点/100点


・基本情報
日本では複数の出版社から出ています。
一番新しいのは2004年のハヤカワSF(現時点)
アシモフロボット作品の嚆矢。

収録作品
『ロビイ』
『堂々めぐり』
『われ思う、ゆえに……』
『野うさぎを追って』
『うそつき』
『迷子のロボット』
『逃避』
『証拠』
『災厄のとき』

・批評
アシモフがもっとも貢献したと言われる、ロボットSFの短編集。
ロボット工学三原則が生まれた作品群。

アシモフの作品の中でも初期だが、完成度は安定して高い。
個人的には『うそつき』が一番好きです。

点数は、良い作品ではあるもののやはり初期、ということで抑え目。
しかし、アシモフのロボットを読むなら真っ先に読まねばならない本。

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聖者の行進

  • 2011/05/03(火) 11:52:36

74点/100点


・基本情報
日本では1979年出版。
表題作含むSF短編集。

収録作品
『男盛り』
『女の直感』
『ウォータークラップ』
『心にかけられたる者』
『天国の異邦人』
『マルチバックの生涯とその時代』
『篩い分け』
『バイセンテニアル・マン』
『聖者の行進』
『前世紀の遺物』
『三百年祭事件』
『発想の誕生』

・批評
アシモフ作品として、ロボットものとそれ以外のSFに分けられるかと思う。

ロボットものは、作品内の時間軸として、次世代へ移行するものが多い。
ただの手伝いロボットとして始まり、作業用に発展したロボットが、
遂に~~になったり、遂に~~を生み出したり・・・といったもの。
アシモフの未来予想図がよくわかり、成熟したロボット世界が楽しめる。

中でも『バイセンテニアル・マン』は、長編化、映画化(『アンドリューNDR114』)。
(長編化作品は読んでいませんが、)
映画は映画らしい脚本となっており、これはこれで良い作品でした。(私は涙を・・・)
原作は、中編と言えるような長さで、非常に典型的にアシモフ的展開。

ロボット以外では、設定が複雑な(想像しにくい)話が多い気がする。
時代背景、設定に凝っていて、逆に読者はついていくのに大変でもある。
因みに、『男盛り』は短い詩
『発想の誕生』は、発想が非常に愉快。

個人的に楽しめた上位は、
『バイセンテニアル・マン』、『三百年祭事件、』『発想の誕生』、『女の直感』

ガニメデのクリスマス

  • 2011/05/02(月) 11:22:15

44点/100点



・基本情報
日本では1996年出版。
アシモフの初期作品集3冊のうちの2冊目。
執筆年は1939~42(だったはず・・・)(作品によっては発表年が数年後)
表題作を含む短編集

収録作品
『地球種族』
『金星の混血児たち』
『虚数量』
『遺伝』
『歴史』
『ガニメデのクリスマス』
『地下鉄の小男』
『新入生歓迎大会』
『スーパー・ニュートロン』
『決定的!』
『幽霊裁判』
『時猫』


・批評
初期作品と言う事で、クオリティに関しては当然後年の作品に劣る。
というよりも、スタイルをまだ確立できていないという方が適切かと思う。
(アシモフ自身がこの本に書いている解説にも、
 自身でそう受け取っていると思われる箇所がある。)

アシモフらしい、先読みを許さない展開は時々顔を覗かせる。
対話の中でのどんでん返しや、思わぬ穴を突くオチである。
しかし、全体としてやはり初期作品集だという感じ。

個人的に楽しめたのは、『ガニメデ』、『決定的!』、『時猫』辺り。

とはいえ、400P越えで600円台は安いと言えるでしょう

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